単元:「行列」
で出てきた定理の証明集です!!
定理:行列の和とスカラー倍の性質
<証明>
Ⅰ)和についての演算
この証明を見たときに、\( a_{11} + b_{11} = b_{11} + a_{11}\)なんて操作していいの?と疑問に思った人がいるかもしれません.
結論からいうとこの操作を行っても大丈夫です.
なぜなら\( a_{11} \)も\( b_{11}\) も行列の成分として数(実数、複素数または文字)をとっているので数同士の足し算は\( a_{11} + b_{11} = b_{11} + a_{11} \)のように演算を行うことができるからです.
続きの(5)~(8)の証明は「「行列」定理証明集②」で行っています.